夕べは露天風呂まであと30センチのところまで川が迫り、肝を冷やしましたが何とか持ちこたえました。しかし川向かいの源泉が泥水をかぶってしまい、メンテナンスが必要です。
このため数日の間休館させていただきます。
再開しましたらまたこの欄でお知らせいたします。
お知らせ
NEWS
通行止めのお知らせ
10月31日まで、県道32号線が通行止めとなっておりますのでご注意下さい。会津坂下インターで降りた場合、国道252号線を直進すると、15分ほどで左側に「西山温泉郷」の青い看板が出ますが(柳の杜という建物の所)、ここで左折せず、さらに5分ほど新潟方面に進んでいただくと再度「西山温泉郷」の看板がでますので、こちらから入ってきて下さい。そこから10分程度で着きます。
新潟方面から252号線を進んできた場合は、道の駅みしま宿を過ぎてトンネルを抜けた最初の看板で右折していただければ大丈夫です。
宿泊料金改定のお知らせ
各種手数料や経費の上昇にともない、10月1日宿泊分より、以下の通り料金を改定させていただきます。
一泊二食付( 2名一室利用時のお一人様料金)
《日曜、平日》13,000円
《休前日、特定日》13,500円
《一人泊》14,000円
※消費税・入湯税が別に加算されます
※一室3~4名利用時は@500円引き
なお、すでにご予約いただいている分につきましてはご予約時の料金で対応いたします。
明日6/15(土)、あゆ釣り解禁です
遊漁券は、この近くでは新湯さん(0241-43-2024)で取り扱ってます。

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カジカの鳴く季節になりました
朝晩、前の滝谷川から「ケケケケケ…」と涼やかな声が聴こえます。
新緑が目にまぶしく、ゆっくり散歩したり、温泉につかったりするのが気持ちいい季節です。
連休中は日帰り入浴お休みします
人手不足のため苦渋の選択です。5月8日(水)より再開予定です。
奥会津編み組細工
今週末の3月16(土)、17日(日)に隣町の"三島町交流センター山びこ"で『全国編み組工芸品展』が開かれます。最近はマスコミ等で紹介されることも多く、興味をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
6月の『工人まつり』よりは空いていてゆっくり見られますので、よかったら足を運んでみて下さい。
写真のマタタビ細工は恥ずかしながら女将作成のもの。自分でマタタビの枝を採っていないので、年に一つしか作りません。左のザルほど古く、右手前が最新作。使うほどに色味が深まっていくのも手作りの良さですね。
「夜ふけに二度ばかり、雪が落ちる音を聞いた」
1月に刊行された池内紀さんの著書「湯けむり行脚」に当館の記述があります。お泊まりになったのは21年前、西山温泉に嫁いで初めての冬でした。あまりの雪にびっくり、女将の仕事に四苦八苦、子育てに疲労困憊、という状況だった私。
その時は池内さんのお名前も著名なドイツ文学者ということもつゆ知らず、お部屋のテーブルに開いてあった難しそうなドイツ語の本を見て「こんなのを読めるなんてすごいなぁ」と思ったのを覚えています。
「湯けむり行脚」はあとがきにあるように、バブル期の波にのまれず昔ながらの湯治場の雰囲気を残した宿、湯の神がいるところを巡った体験記です。
当時は私自身、その良さを分かっていませんでした。今は一度失ったら二度と取り戻せないものがあること、現代のやり方を採り入れつつそれらを残していくこと、を考えながら宿を守っています。











