会津ころり三観音の1つ、恵隆寺「立木観音」。ご本尊の「十一面千手観音」は、808年に弘法大師が根がついた状態(立ち木)で彫刻されたことからこの名で呼ばれています。
観音像の身丈は8.5メートルあり、一本彫りで根のついている仏像としては日本最大級の大きさで、国の重要文化財に指定されています。
ちなみに「ころり三観音」の他の2つは「中田観音」と「鳥追観音」で、この三観音を巡礼すれば、三毒の悪しき心を消し去ってもらえ、やがて寿命がくればころりと安楽往生がかなうと云われています。
立木観音は会津坂下ICを降りて左折し、5分くらいの場所にあります。